U1の飯旅 28歳からの料理人への道

料理人として0からの挑戦、28歳底辺からのスタートでプロの料理人になるまでの記録

暮らすところマーケット参戦なるか!?

こんばんは。

前回のブログの投稿から早くも9日も経っているではありませんか。

なんとスローペースな更新。

書きたいネタはたくさんあるんですが、とにかく習慣になっていません。

 

本記事では、先週11月19日行った(もう遅い)暮らすところマーケット(@埼玉県所沢市航空公園内広場)の様子をお伝えします。

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暮らすところマーケットとは

・モノの命を大事に使いきること。

 

・「安いのでとりあえず」ではなく、使い込むうちに愛着や味わいや風合いが増す、そんなものを長く大切に愛用すること。

 

・出来る限り生産者の分かるものを選ぶこと。

 

・地元で採れた産品を商品化している地産地消団体や商店を利用する。

 

・環境に配慮した商品や企業の姿勢、ポリシーにも気を配る。

 

それらのことは、日々の生活と自分、そして生産者と地域、人とモノとの関係を慈しむということに他ならないと思います。

今、本当に見つめ直すべきことは、グローバリゼーションからローカリゼーションへ、つまり、地元・地域へ目線を転じること、

そして作り手が思いを込めて作ったモノが直接、生産者から消費者の手に渡る‐ そんな笑顔の連鎖が生まれることなのではないでしょうか。

かつては「三八の市」(※注釈)という市が定期的に開かれ、県南部や多摩地区の物産、農商の集散地として賑わった

私たちの街、所沢。地元で採れた産品や職人たちが製作したものを持ち寄り売り買いした、かつての市の賑わいを

若手個人店主やクラフトマンが集い、「現代版のマーケット・マルシェ」として再興できたら・・・というこの街が

歩んできた歴史へのリスペクトもこのマーケットには込められています。

日々の暮らしと私たちの「暮らすトコロ」を見つめ直す、そんな、ささやかなきっかけとなれば幸いです。

 

暮らすトコロマーケット実行委員会

 

 

以上公式HPから引用しましたが、要は、大量消費ではない、作り手の顔の見える商品を扱いましょう、消費者と面と向かって製品の想いを伝える場にしましょうというコンセプトだと思います。

 

 もともと11月18日に開催予定だったのですが、悪天候のため、19日に延期になり、急遽いけることに!!

 

さて、それでは会場の様子を見てみましょう!

 

まず、航空公園って初めて行きましたが、いきなりYS-11!!!!!

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これ日本初の国内旅客機で、実は私飛行機にわか程度ですが好きなんです。

私の母校の高校もYS-11所有しています(?)

かっこいいですね:)

 

本線に戻りまして、会場の様子

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大勢のお客さんで賑わっていました!

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お花屋さんがきてたり、

 

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車で自家焙煎している旅人コーヒー職人がいたり、

ちなみにコーヒーを出しているお店は数点あったのですが、こちらがぶっちぎりの人気店。

 

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食器職人さん

 

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自家製ドレッシングのお店

 

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ここは入れたてのチャイが飲めるお店

煮出すところをパフォーマンスとして見れるので、なんかやってるって見にくる人、また煮出したいい香りでつられてくる人、作り始めるとざわざわと人がやってきます。

 

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こちらのバナナブレッドが美味しそうだったのですが、食べられず。。

 

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ちびっこのための木工ワークショップ

 

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愉快な音楽とともに、みんな踊る、

子供達がはしゃぐはしゃぐ

おじさんも愉快な気持ちになりました:)

 

と、まぁこんな感じだったのですが、私がきた理由は買い物ではありません。

 

 

私の作る製品を出店して売りたい。

 

 

これなんです。

まず公式HPから出店情報を探してみても掲載されていないんです。

とりあえず会場をぶらぶらしてどんなお店が出店しているのか、お客さんの人数と客層はどうかなど見て、思ったことは、

 

人めっちゃおる!!!

出店しているお店のレベルが高い!!

 

写真を見てわかるように製品の質がとにかく高い。

今は個人でものを作って売れる時代。

にしてもレベルが高すぎないか

 

焦りを抑えながら運営のスタッフさんを探す。

そして出店の責任者の方にお話を伺うと、

 

出店には

・運営側からのオファーがないと出店できない。

・出店している人は実店舗、またはネットに自社のサイトがあるかが最低条件ということで、、、

 

現在もっているのはこのブログのみ、、、

ドラクエで言うと

木の棍棒しか武器がなく、ムドーに挑むようなものではないか。

 

これは後に詳しくブログの記事にしたいのですが、

私はかれこれ3年ほどジンジャーシロップを作っているんです。

 

高知県の農家さんと2人3脚で作っています。

料理人になるきっかけはこのジンジャーシロップなんです。

 

我が息子であるジンジャーシロップを皆さんにお届けするのに暮らすところマーケットは最高の場所ではないかと思いました

 

が、

 

3年間も毎年自分の製品を売り込んでいる人もいたり、キャンセル待ちが今年だけで13組み。。。

 

製品を伝える手段がまだないというのはこれは致命的なこと。

今までは味だけを追求してきましたが、広めるための努力も作る努力と同じくらいの熱を持ってやらないといけないですね。

 

よし、帰ろう。

 

やらないといけないことが山積みです。

 

でもこうやって歩いてみるとよくわかりました。

今後出店する機会がどこかである時にこのマルシェでの反省を活かしたいです。

 

 

次の記事は僕のジンジャーシロップの出会いから、ここまでの歩みを紹介させてください。

面白い農家さんが出てきますよ:)