U1の飯旅 28歳からの料理人への道

料理人として0からの挑戦、28歳底辺からのスタートでプロの料理人になるまでの記録

久々の更新ー近況報告

読んでくださる人はいてるのかいてないのかわかりませんが、久々にブログを更新します。

確認したところ、前回の更新が3月28日。

そしてここから4ヶ月間結構いろんなことがありました。

 

まず、勤務していたお店の労働基準監督署の問題ですが、こちらはまだ解決とはなっておりません。

 

「勤務していた」ということはもう退職しました。

7月いっぱい勤務して退職しましたが、最後、未払金の件で話し合いを進めています。

月に300時間働いて、残業代が払われていない状況は飲食業界では普通?ではないはずなのですが、結構ひどい状況が蔓延しています。

 

自分がオーナーシェフであれば、次の日の仕込みやメニュー開発などやることが山のようにあっても国の定める労働基準は適応されません。が、しかし、会社である以上従業員も同じように働かせてはおかしな状況になってしまいます。

 

そんな中で、オーナーは従業員に対しての態度が悪く、結果として僕以外の従業員も彼に対して不信感を抱くようになってしまいました。

 

そして4ヶ月間話し合いを続けてきた結果、長時間労働の見直しと有給の付与を国の定める基準に従うということで落ち着きそうです。

会社のルールだからというのは国の基準とあまりにも乖離があるとそれは効力がないというのです。

 

今回は僕がやんやん言いましたが、少しでも労働環境が整うことを願っています。

そしてまだ働いてくれるスタッフの人がまた楽しく働ける職場環境をオーナーには作ってもらいたいですね。

 

そしてお店を今一度洗濯いたし候してしまったので、御役目御免ということでやめてしまいました。

お世話になったシェフもこの4ヶ月間の間でオーナーと話し合いが折り合わずにやめることが決定となったことも僕がお店を離れた要因の1つでもあります。

 

ここまでが、ネガティブな話。

 

ここからいい話。

 

この4ヶ月間は正直地獄のような4ヶ月間で、精神修行にはもってこいでした。

その間はひたすら神頼み。大好きな神社が近くにあるのですが、休憩時間中足を運び、心の底からこの状況を打開できますようにとお祈りをしました。お賽銭でいくら使ったことか笑

飲食業界は人手不足だからすぐに決まるだろうと思っていたのが、なかなか決まらず。

焦る中で、Facebookで1本の投稿があり、キッチンでスタッフを募集をしていました。

募集しているお店のシェフは業界でも大変有名な方で、正直採用される可能性は低いと思っていましたが、やる気を買ってもらったのでしょうか、なんとか採用という形になりました。

 

そして新しいお店では肉料理とヴィーガンの人が楽しめるお店です。

1店舗目では有機野菜・固定種・在来種野菜を扱っていたお店だったので、あの時の経験がリンクしてきました。

美味しい野菜料理と、肉料理一見相反しますが、そこがまた面白いところ。

僕の原点がサンフランシスコのchez panisseだったので、野菜料理にも力を入れているのは本当に嬉しい。

 

そして勤務待遇も飲食店ですが、週休2日になっていまして、U1が週に2回も休めるなんてほんといつぶりでしょうか。

なので、ここで与えられた時間がかなり大事になってきます。

料理に集中して、技術を向上させたいところです。

1月までアルバイト契約の様子見期間なので、ここでしっかりアピールできたらなと思います。

まずは目の前の仕事を丁寧に、嫌な仕事を率先してやって信頼を積んでいけたらなと。

 

そして僕の方のプロジェクトの三ツ星ジンジャーシロップは新たに2名仲間が増えて、協力体制で頑張ります。

この辺の話はまた別の回でしたいと思います。

メンタルがやられている中、希望の光となればと思い高知県のラッキー農園さんを訪問し、農作業を手伝わせてもらいました。

その話はまた後ほど。

 

現在は運動もはじめたり、心の余裕が少しずつ出てきました。

あとは30歳にとうとうなってしまったので、ここでいろいろ今後の人生の下地を作らないといけないので、どんどん前に進んでいこうと思っています。

気分は少しずつ上向いてきています。

どん底は打った感じです。

これからですね、今日もこうしてブログがかけたのはやっと余裕が出てきた合図ですね。

 

今後の構想もあるので、その辺の話もできたらなと思っています!

 

では、また!